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■製品概要

本製品は調整ダイヤルを回すことで強いレートの立ち上がり部分、すなわち弱いレートから強いレートへの移行部分を任意の位置で調整できる構造になっており、自在にオーバーステア・アンダーステアの調整が出来ます。
また、調整することにより強化スタビライザーに有りがちな街乗りなどでの乗り心地の悪化を抑えつつ最適なロール剛性を得ることができます。

本製品は10段階調整になっており、調整ダイヤルは時計回りに回していただくと強いレートの立ち上がり位置を早くしていく方向に、逆に反時計回りに回していただくと強いレートの立ち上がり位置を遅くしていく方向に働きます。

■調整ダイヤル

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このダイヤルをHARD←→SOFTに回転させることによって、スタビライザーが効き始めるタイミングを自由にコントロールできます。 ドライバーの好みはもちろん、ステージ、路面条件、タイヤの種類などに合わせることによって理想のコーナリング性能を手に入れることが出来ます。

■レートグラフ

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グラフを見ていただくと解かるようにフルハードの状態ではねじれが加わり始めたときから常時強いレートのスタビライザーとしての役割を果たし、フルソフトの状態では常時柔らかいレートのスタビライザーの役割を果たします。 フルハードの状態から調整ダイヤルを反時計回りに回していくと調整1・調整2のように弱いレートのスタビライザーから強いレートのスタビライザーへの移行位置を自在に調整できるようになっています。

■効きの違い

常にソフト 強化スタビの効きを遅らす 初期から強化スタビを効かす
全ての領域においてノーマルスタビよりも弱いレートを発生させるため、路面の凹凸による不必要なスタビ効果を低減させることができ、安定した走行性能が得られる。 a時点ではノーマルよりもソフトなレートで路面の凹凸を左右それぞれのタイヤとサスペンションの仕事として処理させる。片側のねじれ量がbを超えるとi☆STABIの持つ強化スタビ効果が発揮される。 片側にねじれ力が加わった時点で、すぐにi☆STABIの持つ強化スタビ効果が得られる。
グラフ a-a グラフ a-b グラフ a-a
i☆Stabi 効きメーター

■ロールの変化


ストリートでもサーキットでも雨天時やタイヤの摩耗によるグリップ力の低下時にロール(車の傾き)量を大きくとりタイヤの負担を軽減します。



車を大きくロール(車の傾き)させずに、かつタイヤにも負担を掛けない安定したハンドリングを求める時に。



ロール(車の傾き)が発生し始めるコーナーの始まりから硬めのスタビライザーを効かせます。これによりシャープハンドリングを得られます。