2005年 Rally
ラリーは一般公道を使用して行われる競技です。普通の舗装路面も走りますが、未舗装道路や雪道、そして凍結した道などの難関を突破してゴールに向かうモータースポーツです。 RS★Rは、全日本ラリー選手権とアジア・パシフィックラリー選手権に参戦しました。
■全日本ラリー選手権 4輪駆動部門 第3戦
開催日:2005年7月22日~24日
開催地:北海道帯広周辺
□RS☆Rランサー 北の大地を駆ける
7月22日~24日の2日間、北海道帯広周辺で全日本ラリー選手権 第3戦が開催された。 Team RS☆Rからはドライバー 吉谷選手、コ・ドライバー 高田選手の乗るRS☆R-G&Tランサーが参戦。 総距離 1021.38km、北海道の大地を駆け抜けた。
初日のレグ1では26.71km、22.32km、23.79kmの国内としては長めのSS(スペシャルステージ)からのスタートとなったが、SS1の1つのコーナーで3台がコースアウトするなど、波乱の幕開けとなった。
吉谷選手はACDコンピュータ(アクティブ・センター・ディファレンシャルシステム)の不調により、ターマックモードでの走行を余儀なくされ、SS1は19位からのスタートとなった。 しかし、SS2のキャンセルに助けられ、その間に修復が完了。その後徐々にタイムを上げ、初日は総合9位で終えることとなった。
2日目は29.11kmのロングSSを含む8本。総合7位の藤生選手まで32秒、8位の岩下選手まで10秒と、十分に追いつける位置からのスタートとなった。 SS13終了時にはタイム差を7秒まで縮め総合8位となるが、SS14でリアショックのブラケットを破損してしまい、タイムを上げることができず10秒のタイム差が開いてしまった。
残り2本の9.3km、5.42kmのショートSSで猛追をみせ、なんと10秒差をひっくり返す逆転で総合6位でのフィニッシュとなった。
Team RS☆Rは9月29日~10月2日に開催されるWRC Round13 Rally Japanに参戦する。 北の大地の短い秋を走り抜けるRS☆R-G&Tランサーの走りに期待して欲しい。
■ギャラリー
■関連リンク
2004年 Rally
■RS☆R WRC速報!!
9月3日(金)
初日のステートゼッケンが遅く、ロングのSSでは前走車に 追いつく可能性が懸念されたが、SS 1スタート直後から その予感が的中した。SS 1,2,3と連続して前車に追いついてしまい、 タイムUPすることができない。
SS 4終了後、20分のサービスを経て 再度スタートするが、直後のSS 5でまた前車に追いついてしまった。
SS 6を無難にこなし、SS 3のリピートであるSS 7でまたもや全車に追いついてしまい、パスするものの焦りからか痛恨のスピン!!
タイムダウンしてしまったが、総合32位で初日を無事終えた。
9月4日(土)
本日のスタートは、DAY 1の成績順になるため、前車へのラップはまずないので、埃等の心配はない。
ショックのセッティング確認を朝のサービスで行い送り出した。
徐々にペースを上げていき、個別SSのタイムもあがっていくものの,SS 13でスピン総合順位を下げてしまった。
また前日からのテールの出すぎは解消できておらず、ひとまず、ホイールオフセットを換えることで、対応する。
最終サービスの45分間でショック4本交換をおこない最終DAY 3へと望む。
9月5日(日)
前日総合32位からのスタートでSS 21、SS 22と少しずつ順位を上げていくが、昨日からのリアの動きの解消ができず、我慢の走りとなる。
DAY 3のコースは非常にハイスピードで、かつ道幅が狭いためドライバーにとって神経を使うコースだったが、SS 23スタート後約10kmの右から左の連続コーナーでスピン!そのままコースをはずれてしまい、リタイヤとなってしまった。
■ギャラリー
■RS☆Rは、WRCに参戦します!
もちろん車は、おなじみのRS★Rフルカラーリング。
ドライバーは、九州地区ラリーで3年連続優勝、昨年のアジパシ北海道完走の吉谷久俊選手(写真左)。
ナビゲーターは、吉村修三選手(写真右)。
もちろん足回り、マフラー、ストラットタワーバーは、WRCスペックのRS★R製品です。
このページでは、WRCの情報を日々お伝えして参りますのでお楽しみにしていてください。
■グループN N4クラスって何?
グループA車両もN車両も量産された市販車をベースとしています。
その違いは、グループA車両は規定によってある程度の改造が認められているのに対して、グループN車両は殆ど改造が認められていない点です。
グループA車両より更に改造範囲が広い「WRカー(=ワールドラリーカー)一般的に皆さんが知っているWRCを走っている車」もありますが、WRカーも区分においてはグループA車両に含まれます。
またいずれもナンバー付の登録された車両なのです。
競技参加車両は大きく分けるとグループA・グループNといった2つのグループに区分されますが、それぞれのグループ内でも更に排気量によって「N1クラス」~「N4クラス」というふうにクラス区分されています。
RS★Rは、足回り、排気管(マフラー)等一部の改造しか認められていないグループNのN4クラス(総排気量1000ccを超える4輪駆動車枠)に出場するのです。
■テレビの取材を受けました!
9月2日 夕方18:20~ MRT宮崎放送 番組名:ニュースワイドの中で放映予定ですのでぜひ九州にお住まいの方はご覧ください。
いち早く、RS★Rランサーの走りを見る事ができますよ。